猫背とは背中が丸まってしまい頭の位置が身体より前に出ている状態です。

そもそも背骨の胸椎というのは生理的湾曲といって少し丸まっています。

しかし、必要以上に背中が丸まってしまうと猫背になり様々な症状が出てきてしまいます。

猫背になる原因はいくつかありますが、大きく分けて２つあります。

１つは普段の姿勢などの生活習慣です。

もう１つがお腹や背中の筋力低下になります。

普段の姿勢が悪く筋力が不足してくるとパソコン作業やスマホなどの長時間の同じ姿勢が保てなくなります。

そうすると身体は楽な姿勢を取るようになり、その楽な姿勢は筋力を使わずに骨格だけで身体を支える為、背中の歪み（上部胸椎）が出て猫背になってしまいます。

そもそもなぜ猫背はいけないのかご存知でしょうか。

猫背になってしまうと様々な症状や問題が出てきます。

肩こり

人間の頭は5～6kgあると言われています。

猫背になると頭が身体より前に出てしまいます。

猫背になるとこの頭を常に首肩回りの筋肉で支えていないといけないので肩が凝ってしまいます。

呼吸がしにくくなる

猫背になると肋骨の動きが制限され悪くなってしまい呼吸が浅くなってしまいます。

呼吸が浅くなってしまうと自律神経の交感神経優位になってしまい筋肉が硬く凝り固まりやすくなったり、自律神経の乱れからうつになりやすかったりします。

圧迫骨折のリスク

猫背は胸椎の丸まりが強くなります。

長期間このような状態になってしまうと背骨の前方がつぶれてしまう圧迫骨折のリスクが高くなってしまいます。

高齢の方に多いですが、骨粗しょう症が進んでいると圧迫骨折になりやすくなります。圧迫骨折にになってしまうと骨自体が変形してしまうので猫背をよくしていくのは難しくなってしまいます。

顎関節症のリスク

猫背になると頭が身体より前に出て前を向くためには顎を前に出してしまいます。

この顎を前に出す行為が下顎が前方に出てしまい噛み合わせを悪くしてしまい顎関節に負担をかけてしまいます。

実際に顎関節症の方で猫背の方がとても多く見られます。

当院は猫背の原因は骨格的な歪みと筋力の低下と考えています。

正しい姿勢を取るためには筋力が絶対に必要になります。特に重要なのはお腹の一番奥にある筋肉の腹横筋です。この筋肉が落ちてしまうことにより猫背になってしまったり、疲れやすくなってしまったりします。

猫背は上部胸椎の歪みだけではなく第一頸椎や骨盤の歪みがそれぞれ歪んでしまっていると出てくるものと考えています。

なので、当院では三カ所の歪みを整え、姿勢を保つための筋力を強化するための機械（EMS）で筋力を強化することで猫背をよくしていきます。

猫背や姿勢が悪さでお悩みの方は一度春風堂接骨院石神井公園院にいらしてご相談ください。