それは姿勢が悪いからです。ただし、一言で姿勢が悪いと言っても様々な要因が重なって身体に「肩こり」といった不調をきたしてしまいます。その一つに挙げられるのは骨格・骨盤の歪みからくる姿勢の悪さです。

骨格・骨盤が歪んでしまうと身体はその歪みに合わせた姿勢になってしまいます。

よく言われているのが猫背になると背中が丸く首がまっすぐなる事でストレートネックになってしまい、筋肉の張りは強くなり肩こりといった症状に繋がっていきます。この原因としては長時間のデスクワークやスマホが例としてあげやすいと思います。

長時間の同じ姿勢を続けていると、身体を支えている筋肉が疲弊し固まってしまうと骨を引っ張る形で歪みに繋がってきます。また、ずっと座りっぱなし等で動く事が少なくなると筋肉は使われなくなり支える力が弱くなる事で正しい姿勢を保てなくなり歪んでしまいます。こういった事から「肩こり」といった症状が発症してしまいます。肩がこるのは正常ではなく身体の異常なのです。

肩こりを放っておくと様々な症状が出てきてしまいます。

肩こりからの頭痛はよく聞いたことがあるかもしれません。

他にも手のしびれ症状・吐き気・めまい・歯が浮く感じ・目のかすみ・四十肩五十肩なども出てきてしまいます。

肩こり以外の症状が出てくると症状がよくなっていくのに時間がかかってしまいます。何事でもそうですが早めの対処が早期解決への近道になってきます。

当院では肩こりへの施術としては先ほどでた姿勢の悪さを良くする為にまず骨格・骨盤の歪みをとっていきます。人には三カ所歪んでしまう場所があります。それは「骨盤」「上部胸椎」「第一頚椎」の三カ所でそれぞれの歪みを取っていきます。

骨盤は人の身体では土台となっており、骨盤が歪んでしまうと全体的に姿勢が悪くなり猫背やストレートネックの原因になります。肩こりは上半身だけが問題ではなく下半身も重要になってきます。身体の土台である骨盤が歪んだままの状態ではいくら上半身の歪みを整えてもまた全体的に姿勢が悪くなってしまう為です。

また、骨格・骨盤の歪みだけではなくもう一つ重要なのは筋肉です。身体を支えているのは骨だけではなく、筋肉も支えています。

姿勢が悪くなってしまうと身体を支える筋肉に負担がよりかかり硬くなってしまう事で身体を支えられなくなります。その為、硬さをとり柔軟性を出してあげる必要があります。また、柔軟性だけではなく筋力をつける必要があります。

筋肉の中でもインナーマッスルが大事になってきます。インナーマッスルは骨や内臓を支える深部の筋肉で、これが弱くなると身体を支えられなくなり骨格・骨盤の歪みに繋がっていきます。インナーマッスルは自分の意思では動かせなく運動をしている方でも鍛える事が難しいので、当院ではコアレを導入し基本的には皆さまに鍛えてもらうようにしています。

肩こりを根本的に改善するには骨格・骨盤の歪みをとり筋肉の柔軟性を出した上でインナーマッスルを鍛えてもらう必要があります。

肩こりでお悩みの方や何か他にご不明な点がございましたら春風堂接骨院にご相談ください。